『フィードバック』とは軍事用語で、砲弾の着弾点が目標からどれだけずれているか射手に伝えること。コミュニケーションでは、相手が周りに、どのような影響を与えているか、その人に伝えることです。フィードバックを受け取ることで、自分の行動の振り返りや、強みや弱みの再確認。さらに、視点を変えることで新たな気づきも生まれ、成長へとつながります。フィードバックは大きく分けると、Iメッセージ、Youメッセージの2種類。▼Iメッセージ・相手を見て、聞いて自分が感じたことを主観的に伝える。 ほめるときも、Iメッセージ的な表現を使うと、相手の心にストレートに伝わります。 ■使い方私は○○だと思います。私は○○と感じました。(感じられました)▼Youメッセージ。・相手の状態(見えていること、聞こえていること)を客観的に伝える。 気づきや新たな視点を促す場合に有効です。できるだけ記述的な伝えると感情的になっている方には、沈静効果があるかも?! ■使い方あなたは○○です。(でした)例先程のあなたの話し方は、早口で声が大きいようでした。あなたは、会議で3回アイコンタクトをしました。以前homeroomで紹介した「映画で学ぶ心を揺さぶるコーチング」鈴木義幸著(ディスカバー) でもIメッセージについて触れています。皆さんも、身近な人にフィードバックをしてみませんか?新たな可能性が見えてくるかも。