今日の午後のこと。いつもの通り2階の洗濯物を取り込んで、階段を下りるとき、私がハンガーをひとつ落としてしまった。息子はうさぎのぬいぐるみをかかえ、1段1段おしりをつきながら、ゆっくり降りる途中のできごと。後でとりにくればいいやと思い、息子に『ゆっくり降りてきてね』と声をかけた。脱衣所で、一通り片付けをしたところで、息子が降りてきた。その手にはぬいぐるみと私が先ほど落としたハンガーがあった。ぬいぐるみだけでも大変なのに、彼は一度降りた階段をまた登りハンガーを持ってきてくれたのだ。小さなことだけど、涙が出るほど嬉しかった。『どうもありがとう。ハンガーを持ってきてくれてママ助かっちゃった。』何度もお礼を言うと、息子は照れ笑いしながら、こくんとうなづき嬉しそう。自分で考え行動できた息子の成長が頼もしい。