おんどく

昨晩いつものように寝る前の読み聞かせの時、息子が自分で読むという。もう何回も読んでいる絵本なので、また覚えている台詞や内容を話してくれるのかなと思ったら・・・一字一字音読してくれました。『い、つ、し、よ、に、く、り、ひ、ろ、い、も、し、ま、し、た』 『ふ、た、り、は、ど、こ、へ、い、く、の、も、い、つ、も、い、つ、し、よ、で、す』『ま』と『ど』は『これなあに?』って聞いてきたけど、あとは、お経のように、1文字1文字ちいさな指で追いながら、読んでいきます。簡単な文字や自分の名前の文字は指したり拾い読みをすることもあったけど、1行まるごと読めたのは初めて。すご〜く感動しました。『うわーご本読めるの?ママ知らなかったよ。びっくりした。パパに報告してこよう。』私がこう話すととても得意げに、パパのところに行き、同じように音読しました。これを繰り返すこと3ページ。すっかり眠気が飛んでいき、遅めの就寝になってしまいましたが、息子は満足そう。自分ができるんだということが自信になっているようでした。この息子の成長は読み聞かせのご褒美みたいで、私にとってもすごく嬉しいものでした。3歳3ヶ月。よくがんばったね。子どもはできる存在であることを改めて感じた出来事でした。ちなみに・・・その絵本は『いつもいっしょに』 こんの ひとみ 作 いもと ようこ 絵かわいらしい、くまとうさぎがでてくる、あったかい物語です。

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