『釜石の奇跡』講演会♪

23日のハートフルクラブ午前の部は、”釜石の奇跡”として注目された釜石市教育委員会の防災教育に学ぶ〜自分で考え行動する力の育て方でした。言葉を失うような3.11の映像、どんな状況でも、逞しく自分で考え行動している子ども達の姿。心を揺さぶられました。『自分で考え行動する力』講演者の川崎先生は『生き抜く力』とおっしゃってました。私なりに、5つのポイントにまとめてみました。1)まずは命の教育自分を大切ににする。→相手を大事にする→全ての命を大切にする→相手の尊重(いじめの根絶)2)大事なことは理由も含めてきちんと教える50センチの津波でも大人が立っていられない映像などで、自然災害の恐ろしさをきちんとただしく伝える。→理由が分かると、想定外のことが起きても、応用する力を発揮できる  実際に小学校高学年の生徒が玄関をあけた時、既に津波の第一波が来ていて、そのまま逃げるのは危険と判断し、小学校低学年の弟を連れて、家で一番高い屋上へ避難したそうです。足下まで水が来たそうですが、その兄弟は運良く助かったとのこと。津波をしっかり理解していたからできた行動ですよね。3)普段をしっかりする→本番で普段以上の力を発揮できる普段通りでないときも、普段と同じように心がける。(仮設の教室や、合同事業などでも)4)正しいことはまず自分が行動する→自分が助かりたいからではなく、自分が最初に逃げることで、みんなが逃げて(集団心理)、みんなを助けることになる。5)多面的に物事を見る→想定外のことは起こるものと考え、多面的に物事をみると色々な行動が可能になる東釜石中学の生徒が言っていた『助けられる人から助ける人へ』という言葉が印象的でした。私もそうありたいと思います。普段の生活に感謝しつつ、備えることの大切さ、伝えることの大切さを教えていただきました。このブログを読んでくださったみなさんに、少しでも伝わったらうれしいです。

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