ずっとみたかった『うまれる』というこの映画。前日に近所に住むオットの祖母(93歳)が倒れて入院していたし、雨もかなり本降りでとても寒かったから、行く直前まで迷っていました。でも、観られて良かった。予定日にお腹の中で、子どもを亡くしてしまったご夫婦。子どもが授からなくてそれを受け入れたご夫婦。不治の病の子どもとの毎日を大切に過ごしているご夫婦。私自身も子どもを授かるまで、遠回りもしたし、かなりの時間がかかったので、共感することが多かったです。不妊治療の精神的、体力的な辛さは当事者でないとわからないと思います。周りの人の何気ない言葉も時にはかなりのダメージになります。また、高齢出産、子どものリスクへの不安など色々ありました。実際、昨年娘を出産した前後は高血圧症で大変でしたし(^^;ふたりの元気な子ども達を授かったことは、10年前の私から見たらホントに奇跡です。私たち夫婦のもとにうまれてきてくれてありがとう♪これからも、よろしくね。日常の今を大事にしたくなる、全てのいのちが愛おしく感じられた映画でした。またじっくり観たいです。